結婚相談所での出会いは「恥ずかしい」から「ステータス」へ

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先日観た、あるテレビ番組でのこと。歳の差婚をしたカップルが紹介されていました。

アラフォーの新郎と20代前半の新婦。番組のインタビューでおふたりの出会いをたずねられた時、臆することなく「結婚相談所です！」と答えていました。

ほんの少し前まで、結婚相談所は「最後の砦」として、婚期を逃してしまった人たちが仕方なく登録をして結婚相手をさがす場所のイメージが強く、結婚相談所で出会ったことは恥ずかしいことで隠したいという人たちが多数派でした。

番組に登場した新婦もそうですが、最近では20代の若い人たちが結婚相談所を積極的に利用しています。何よりも、結婚相談所は有料でしっかりとした身元保証もあるワンランク上の婚活法という位置づけで利用され、ライフプランとして結婚を若いうちからしっかりと考えて早期に成婚していくというパターンが業界全体で増えています。

自然な出会いでの結婚が難しい時代。婚活をすることが当たり前で、結婚相談所は「恥ずかしい場所」から「きちんとした婚活ができる場所」に変化しています。若い世代の人たちを中心に結婚相談所で婚活をしていること、そこで出会ったことがステータスになりつつあります。なので、彼女たちは結婚相談所で出会ったことを堂々と宣言します。

結婚相談所に対する利用者のイメージも、大きく変わってきたことを感じる今日この頃です。

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